□ 鳥取ジャーナル第424号 □


鳥取県視障協発行(R01.12)


ーー 中国ブロック三療研修会を米子で開催 ーー

 中国ブロックの各県で、毎年持ち回りで開催している中国ブロック三療研修会を、今年度は鳥取県あんま・マッサージ指圧師会と本会との共催で、11月23日と24日の両日に米子市の皆生温泉で開催した。
 あんま・マッサージ・指圧、はり、きゅう師の資質の向上と交流、情報の交換を目的に行っているもので本県では5年ぶりの開催、約15名の各県からの参加者と地元からの参加者が会場のウエルネス伯耆路に集まった。
 初日の23日の午後3時からは、日視連の須藤正起あはき協議会長、安田和正日本あんま・マッサージ指圧師会会長の中央情勢報告を聞いたあと、各県の状況報告を行うとともに、翌日の研修会の講師、都立文京盲学校理療科教諭で理教連会長の栗原勝美氏にも質疑にも加わっていただき、情報・意見交換を行った。
 夜の交流会では、他県の参加者に山陰の味を楽しんでいただくとともに、リラックスした雰囲気の中で、更に突っ込んだ情報交換も行われたようだった。
 翌24日には、栗原講師に「高齢者の健康とあはき施術 ーー高齢化社会に貢献できる手技療法」と題して、高齢化社会においてあんまマッサージ師が留意すべき点やその手技による評価方法について、午前には講義を中心に、午後には日ごろの臨床に役立つ実際の手技について熱心にご指導いただいて、午後3時、次年度開催の岡山県で再開することを約して閉会した。
 なお、この研修会は財団法人東洋療法研修試験財団と共催でもあり、生涯研修の単位認定研修会であった。

ーー 令和2年度第73回全国大会の第一報が届く −−

 毎年開催されている全国大会が、来年度令和2年度は東北宮城県で開催されますが、その要綱・案内の第一報が届きました。
 日本盲人会連合の名称が視覚障害者団体連合と変更されたことに伴い、全国視覚障害者福祉大会の名称となったこと、代表者会議が前半と後半の二部制に、また時間延長となったことなどの変更があります。
 後日参加案内をお送りしますので、行ってみたい方は、心の準備をお願いします。
 ここでは以下に要綱をそのまま掲載します。
社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 第73回全国視覚障害者福祉大会(宮城大会)開催要綱
1.目的
食材王国・温泉の街・仙台七夕・ミヤギノハギの花咲く、ここ宮城県に全国各地から視覚障害当事者・家族・関係者が一堂に会し、福祉・職業等私たちを取り巻く諸問題について討議し、視覚障害者の自立と社会参加の促進を図ることを目的として開催するものである。
2.主催  
社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合
公益財団法人 宮城県視覚障害者福祉協会
(3.後援(予定)、4.協賛(予定)、5.ボランティア協力(予定)は省略)
6.会期 令和2年6月14日(日)〜6月16日(火)3日間
7.会場   <会議・宿泊・交流会>
仙台サンプラザ(会議・宿泊)・プラザホール(交流会・式典)
〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡5丁目11−1TEL 022-257-3333・FAX 022-257-3331
8.参加者     
(福)日本視覚障害者団体連合加盟団体会員及び関係者1,200名
9.参加費用 参加費1,000円、昼食代1,000円
交流会費9,500円(付添も同額)
10.開催日程
第1日目 6月14日(日)
13:00〜13:30 大会運営協議会      2F 青葉
13:45〜15:45 令和2年度定時評議員会  3F クリスタル
16:00〜18:00 スポーツ協議会代表者会議 3F クリスタル
16:00〜18:00 あはき協議会代議員会   3F 宮城野
16:00〜18:00 ブロック長会議      2F 青葉
第2日目 6月15日(月)
9:30〜11:45 弱視問題対策部会     3F 宮城野
10:00〜11:45 研修会(防災・減災、進んだ対策、見えてきた課題)                    3F クリスタル
11:45〜12:45 昼食(3Fクリスタル,宮城野,1Fローズ各部屋)
12:45〜17:00 第57回全国視覚障害者代表者会議
12:45〜14:10  生活分科会 @ 福祉制度 3F クリスタル  
        バリアフリー分科会 @ 移動保障 3F 宮城野
        職業分科会 @ あはき   1F ローズ
14:20〜15:45 生活分科会 A 生活全般 3F クリスタル
 バリアフリー分科会 A 情報保障 3F 宮城野
 職業分科会 A 一般就労 1F ローズ
15:55〜17:00 全体会議         3F クリスタル
18:00〜20:00 交流会          プラザホール
第3日目 6月16日(火)第73回全国視覚障害者福祉大会
9:00〜 9:40 受 付          プラザホール
9:45〜10:45 第一部 大会式典
11:00〜12:00 第二部 大会議事

ーー ロービジョンフォーラムin 鳥取 2019開催のご案内 −−

 県主催でロービジョンのことを知ってもらおうと下記のようなイベントが開催されます。事前申し込みの必要はありませんので、関心をお持ちの方はお出かけ下さい。
ここからチラシの内容です。
まず知ることから始めよう!
ロービジョンフォーラムin 鳥取 2019
参加費無料 定員100名 当日参加もできます
社会における理解や認識があまり進んでいないロービジョンに対する県民の理解を深めるとともに、視機能の低下により、読み書き、仕事、学業、家事など生活の様々な場面で不安や困難を抱えるロービジョン者が保有する視機能を活かし安心した日常生活・社会生活を送ることができるよう、ロービジョンケアに繋げていくためのフォーラムを開催します。
日時 12月21日(土)13:30〜15:30
会場 ANAクラウンプラザホテル米子 2階 飛鳥(ひちょう)
〒683-0824 鳥取県米子市久米町53-2 Tel:0859-36-1111 Fax:0859-36-1115
      JR米子駅からのアクセス
電車やバスでお越しの方
JR山陰本線米子駅より徒歩8分
講演 ロービジョンの今を考える −困難、課題、事例から見える現在地−
講師:島袋 勝弥(しまぶくろ かつや) 氏(宇部工業高等専門学校 准教授)
1977年沖縄県生まれ。2004年に東京工業大学大学院博士課程修了。学位は博士(理学)。
2005年に渡米、フロリダ州立大学にて博士研究員として勤務。
2012年4月に宇部工業高等専門学校に異動し、現在に至る。
専門は生命科学、とくに新しい顕微鏡法の開発を得意にしている。
2019年アイシーワーキンアワーズ MIP賞、同年、NHK障害福祉賞入選
22歳で網膜色素変性症と診断され、現在、右目は手動弁、左目は視力0.7視野2度。
パネルディスカッション ロービジョン者が安心して生活するために!
 コーディネーター
鳥取県眼科医会 高木 茂(たかぎ しげる) 氏
 パネリスト
■島袋 勝弥(しまぶくろ かつや) 氏(宇部工業高等専門学校 准教授)
■福留 史朗(ふくとめ しろう) 氏(一般社団法人鳥取県障がい者スポーツ協会 会長)
■大松 寛(おおまつ ゆたか) 氏(鳥取大学医学部附属病院 医員)
■赤星 亨(あかほし とおる) 氏(社会福祉法人鳥取県ライトハウス 情報支援員)
■山本 伸一(やまもと しんいち) 氏(鳥取県教育委員会事務局特別支援教育課 課長)
「見えにくい方のため」の展示会・体験会 同時開催
主催:鳥取県 お問い合わせ先:障がい福祉課
電話:0857-26-7201 ファクシミリ:0857-26-8136

<先月(11月)のあゆみ>
11月 3日(日)  米子市身障センターで本会文化祭。
11月12日(火)  終日、県法人指導課による法人監査。
11月14日(木)  午後、JR米子駅を訪問し、境線ホームへの安全移動に関し要望。
11月18日(月)  午前ふれあいの里で、西部自立支援協議会災害対策部会。
11月22日(金)  午後県庁で障害者差別解消地域協議会。
11月23日(土)  翌24日にかけて、皆生のホテルウェルネスほうき路で中国ブロック三療研修会。
11月24日(日)  東部支部は美保関方面へ支部交流会。
11月25日(月)  西部支部女性部は身障センター体育室で体操教室。
<今後の予定(12月〜2月)>
12月 8日(日)  米子サン・アビリティーズで、社会生活訓練担当主催によるフライングディスク教室。
12月15日(日)  視覚障がい者中部支援センターで、本会第3回理事・役員会。
 2月 2日(日)  松江市で日視連中国ブロック代表者協議会。

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