□ 鳥取ジャーナル第435号 □


鳥取県視障協発行(R02.11)


ーー NTT西日本から点字電話帳が寄贈 ーー

 3年ごとにNTT西日本から寄贈を受けている点字電話帳、本年度がその改定年にあたることから、点字図書館で製作が進められてきたが、10月23日の午後に、NTT西日本の鳥取支社長他の方々が来所され、関係者で贈呈式が行われた。
 既にみなさんのお手元には新しい点字電話帳が届いていると思いますが、今後有意義にご活用いただければ幸いです。
 個人情報保護のことで、個人の番号を掲載するのは難しい時代ですが、20数年続いているこの点字電話帳、今の携帯やスマホの時代にあって、より有効な内容などについて、ご意見やご要望がありましたら視障協かライトハウス点字図書館までお寄せいただけると今後の発行の際の参考になります。

ーー 保険適用のあはき療養費12月から僅かに引き上げ ーー

 厚生労働省は29日、国家資格のあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の施術を公的医療保険で受けた際に支払われる療養費を、12月から全体で0.27%引き上げることを決めた。患者が窓口で払う自己負担額も僅かだが増える。
 具体的には、1カ所当たりのマッサージ料は10円増の350円、はり・きゅうは初回に施術を受ける場合、60〜90円増の1770〜1850円となる。
 逆に4キロを超す往診料は、150円引き下げて2550円とする。この日開かれた社会保障審議会の専門委員会で了承された。
 また、長期間にわたって頻繁に通っているケースで、過度な施術の抑制策も導入する。初診から2年経過後も月に16回以上施術を受けている人に対し、自治体や健保組合などの保険者が過剰と判断した場合、いったん全額を支払い、窓口負担分以外を返金する「償還払い」を求めることができるようにする。
 より詳細については、所属の業団や保険師会からの情報を参照下さい。

ーー プレクストークの研修会を西部支部でも開催 ーー

 昨年の読書バリアフリー法施行を更に推し進めようと、利用者側での利活用促進のための研修会を、先行して中部地区で行ってきたが、この度西部地区でも開催することになった。
 初めての方やこれまで使ってきたが、更に便利な使い方を知りたい方などが対象で、期日が12月13日の日曜日、午前10時からの約1時間半程度、会場はライトハウス点字図書館の集会室です。
 新型コロナウイルス感染症防止の対応を十分にとりながら研修していただきます。
 参加者を5名に限っていますが、まだ空きがありますので、関心をお持ちの方はお申し込み下さい。
 お申し込みは視障協事務局(0859−35−4336)か市川(0859−22−6400)まで。

<先月のあゆみ>
10月 5日(月)  午前ライトハウスで米子市障がい者支援課と福祉計画見直しに関するヒヤリング。
10月 8日(木)  倉吉体育文化会館で第2回のプレクストークの講習会。
10月11日(日)  東部支部は女性部との共催で、午前鳥取駅〜さざんか会館周辺で歩行訓練。
10月16日(金)  東部支部女性部は午前さざんか会館で調理講習。
10月23日(金)  午後ライトハウスでNTT西日本からの点字電話帳の贈呈式。

<今後の予定(11月〜)>
11月 1日(日)  鳥取市さわやか会館で本会文化祭。
11月14日(土)  さわやか会館で午前東部支援センター主催のアイあい茶話会。
11月15日(日)  三療部会は鳥取市さわやか会館で研修会。
11月29日(日)  県視障協は倉吉体育文化会館で第2回理事・役員会。
11月30日(月)  西部支部女性部は身障センターでヨーガ教室。
12月13日(日)  ライトハウス点字図書館で、訓練担当主催によるプレクストーク活用法研修会。

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