□ 鳥取ジャーナル第493号 □


鳥取県視障協発行(R07.09)


ーー 県庁で要望活動を実施 ーー

 恒例の県庁での要望活動を8月5日の火曜日に実施した。
 理事7名と事務局長他、支援センター職員を加えて、10数名が県庁の会議室で障がい福祉課を中心に、危機管理、雇用就労の担当課職員と意見交換を行った。
 耳で聞くハザードマップ導入へのお礼を述べて、アイコサポートの全国展開、ICT機器の補助金拡大、リサイクルパソコン、雇用\就労の拡大、採用試験のより一層のバリアフリー化など、2時間余り意見交換を行った。
 一朝一夕に改善されることばかりではないが、今後のすこしでもの前進に繋がればとの思いで続けている大事な活動である。

ーー 点字考案200年記念のフォーラムが9月6日に開催 ーー

 以前にもお知らせしています。
 申し込み期限は過ぎていますが、ぎりぎりまだ間に合いますので、申し込みをお忘れの方がおられましたら、すぐに申し込めばまだ大丈夫です。
点字使用者にとっては感慨深い、点字考案から200年にあたる今年2025年9月6日、土曜日に点字図書館が記念のフォーラムを開催します。
 本会も後援していますが、下記をご参照の上、多数ご参加いただけますようお知らせします。
 先にメインの基調講演の、点字毎日編集次長の佐木 理人(さき あやと)氏のお話の内容をご紹介して、後に開催要項を再掲します。

「点字文化の現在と未来」
毎日新聞社論説委員 兼 「点字毎日」編集次長(専門記者)
佐木理人(さき・あやと)
1.点字と私
@ 自己紹介
〇 弱視者から点字・白杖使用者に
〇 点字と出会って約40年
A 点字の世界へ
〇 初めて読んだ物語は、星新一の「ショートショート」
〇 高校入試は口頭受験
〇 大学受験の勉強をしながら英語点字の略字を覚える
B 点字が仕事に
〇 触読校正者、編集者、そして、記者として
〇 確かで有用な情報を分かりやすい形で伝える
2.点字の今
@「点字毎日」について
〇 日本で唯一、世界的にもまれな週刊の点字新聞
〇 ラジオ放送も始まっていなかった1922(大正11)年に創刊
〇 初代編集長は、全盲で点字使用者の中村京太郎
〇 点訳新聞ではない
A 触る文字の有用性
〇 複雑な言葉でもじっくり確かめられる
〇 真っ暗でも、にぎやかでも読める
B 点の組み合わせという面白さ
〇 6点方式で文字入力する晴眼者
〇 「逆さ言葉」の不思議
C 広がる可能性
〇 私の点図コレクション
〇 デザインとしての魅力
3. 点字の未来
● 点字は全盲のルイ・ブライユによって作り出された
―「光をもたらしてくれた文字」
● 日本点字は、盲学校の教員と生徒が検討を重ねて決まった
― 石川倉次の願い
● 晴盲で守り育ててきた文字
● みんなが希望を託す文字
● ほかならぬ点字使用者が支え、守らなくてはならない文字文化

 ここからは開催要項です。
 点字が考案されてから2025年で200年になります。
見えない・見えにくい方の自立と社会参加に「点字」が果たしてきた役割を学ぶとともに、これからの点字文化の未来を考えるフォーラムを開催します。
 <日時> 令和7年9月6日(土)13時00分〜16時00分 受付12時から
 <会場> 米子コンベンションセンター6階 第7会議室(鳥取県米子市末広町294)
会場配信 島根ライトハウス ライトハウスライブラリー (松江市南田町141-10) 
とりぎん文化会館 第4会議室(鳥取市尚徳町101-5) 
倉吉交流プラザ 第3研修室 (倉吉市駄経寺町187-1) 
内容:
<基調講演>    佐木 理人(さき あやと)氏  毎日新聞論説委員 兼 「点字毎日」編集次長専門記者、全盲。 
<体験談発表>   点字ユーザー2名の方に、体験談の発表をしていただきます。
<展示・体験会> 点字ディスプレイ(通常の活字文書を点字表示する装置)等の展示・体験会
                          米子コンベンションセンター第4会議室(5階)  
10:00〜16:00 
<参加費> 無料 
<定員> 米子コンベンションセンター第7会議室 100名
     会場配信 島根ライトハウスライトハウスライブラリー 60名
                                 とりぎん文化会館 第4会議室 50名
          倉吉交流プラザ 第3研修室 25名
 ※見えない・見えにくい方の福祉や点字に関心がある方であればどなたでもご参加いただけます
<申込> 参加希望者は電話・FAX、又はお問い合わせフォームでお申し込みください。
      申込締切は8月31日(日)です。
  〒683-0001 米子市皆生温泉3丁目18−3       
  社会福祉法人鳥取県ライトハウス点字図書館 (担当)谷川、伊藤、嶌(シマ)        電話:0859-22-7655    FAX:0859-22-7688

ーー 米子駅北広場の再整備に伴うバスターミナルの工事について −−

 米子駅広場バスターミナル改良工事が令和7年9月16日(火)から令和8年3月27日(金)にかけて、バス待合所新築工事が令和7年8月25日(月)から令和7年12月26日(金)にかけて行われます。
 工事に伴う規制について、バスターミナル改良工事については、バス乗り場の5番(日吉津・淀江方面等)、7番(法勝寺方面、米子鬼太郎空港連絡バス等)、6番(永江団地方面等)が仮設乗り場(ホテルハーベストイン前)に移動する予定です。
 また、駅舎側に移転新築されるバス待合所新築工事については、通路(歩行空間)の幅員が減少します。
 併せて、地下駐車場地上出入口付近にシェルターが新設されます。そのため令和7年9月末から令和8年1月頃まで工事に伴い誘導ブロックの仮設、経路変更が予定されています。
 工事期間が長い上に、工事場所も順次移動して行くために、分かりずらい状況ですが、規制の詳細については、現地の案内看板を確認いただくか、米子市都市整備課(電話0859-23-5200)へお問い合わせください。

ーー 「視覚障害者ボウリング地域指導者・支援者養成講習会2025」 in 鳥取  −−

開催要項

1 目的
ボウリングは視覚障がい者の自己実現や社会参加、健康の維持増進を図ることができるスポーツである。視覚障がい者がボウリングに取り組むためには、適切な指導やサポートが必要であるが、具体的な方法が知られておらず、指導者・支援者の数は限られている。そこで、本事業では視覚障がい者ボウリングの指導者・支援者を育成することを目的とする。あわせて視覚障がいのある当事者を対象とした体験プログラムを実施し、選手数拡大につなげることを目的とする。

2 主催
一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会

3 協力
一般社団法人鳥取県障がい者スポーツ協会(スポーツFunネット)
right18796000公益社団法人鳥取県視覚障害者福祉協会
鳥取県ロービジョン相談窓口
鳥取県ボウリング場協会
鳥取県ボウリング連盟
4 日程
2025年 11月24 日(月・振替休日) 
09:00 指導者・支援者受付
09:30 講義:視覚障がい者ボウリングの現状と指導方法
12:00 休憩
13:00 実技:ガイドレール体験、視覚情報の言語化体験
13:30 視覚障がい者受付
      ボウリング体験(スポーツFunネット研修含)
15:30 まとめ
right120650016:00 終了
 

5 会場
クイーンボウル
〒683-0802  鳥取県米子市東福原1-3-10
TEL:0859-34-2821
6 対象・募集人数
(1)視覚障がい者ボウリングの指導や支援に関心がある方 15名
(2)視覚障がいがあり、ボウリングの体験を希望する方 10名
7 参加費
無料 ※ただしボウリングシューズ代は自己負担
8 申し込み方法・期限
以下のURLにアクセスし、必要事項を入力してください。
https://forms.gle/kv7LTNcb3uoyU13H6
2025年10月31日までにお申し込みください。
参加の可否については、11月7日までにご連絡差し上げます。
  なお、ご入力いただいた内容は講習会運営のみに使用します。
9 行事保険
 講習会当日、主催者は参加者全員を被保険者とした行事保険に加入します。
10 問い合わせ先
一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会
〒112-0002 東京都文京区小石川2-24-5-201
TEL  03-3818-3009
E-mail  jimu@bbcj.org
URL  https://www.bbcj.org/

<前号からのあゆみ(8月〜)>
 8月 5日(火)  午前県庁での要望活動。
 8月17日(日)  午後、市民プール体育館でフライングディスク教室。
 8月24日(日)  ライトハウスで点字教室。

<今後の事業(9月〜)>
 9月 6日(土)  点字図書館主催点字誕生200年記念フォーラム。
 9月13日(土)  翌14日にかけて、山口県での中国ブロック福祉大会。
10月 5日(日)  西部支部は交流会で倉吉の県立美術館見学。
10月26日(日)  文化祭を米子市身障センターで開催予定。