公益社団法人   鳥取県視覚障害者福祉協会


最終更新:2020−05−02

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事業報告


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令和元年度 事業報告


第5回理事会を開催

 本年度5回目となる理事会を、3月1日に視覚障がい者中部支援センターを会場に開催した。
 新型コロナウイルスの拡大の騒ぎの中での開催であったが、理事1名と相談役の欠席を除く15名の参加を得て開催した。
 定刻の10時30分に森下総務部長が出席者数が定款30条の規定を満たしているとの報告を行った後、会長が挨拶、その中で、2月18日に亡くなった森岡前副会長に触れ、起立して全員で黙祷を行った。
(1)第1号議案:近況報告について(報告事項)
 会長から、2月2日に中国ブロック代表者会議が松江市で開催され関係理事が参加、また、広島市が1月26日に創立70周年式典を開催し、会長が参加したとの報告を行った。
また、新型コロナウイルスの影響で、3月14日のボルダリングイベントと3月18日の点字ブロックの日イベントが中止になったことの報告もあった。
その他にも、女性部全国委員会、日視連評議員会、あはき協議会の委員会が中止になったことの報告があった。
 併せて、今回の理事会から当協会が推薦した日視連弱視問題対策担当委員藪田和利氏に関係者として出席してもらうことにしたとの報告があった。
(2)第2号議案:入退会者の承認について(審議事項)
 各支部長から次のとおり報告があった。
  ・東部支部 退会者  1名
  ・中部支部 死亡退会者1名
  ・西部支部 死亡退会者1名
        退会者  1名
 以上の報告に対し質問・意見はなかったので、賛否を諮ったところ全員の拍手で承認された。
(3)第3号議案:令和元年度業務執行理事、各部事業報告並びに決算報告(中間)について(報告事項)
 代表理事、3名の業務執行理事から担当業務の令和元年度執行状況について、各業務とも計画どおり順調に業務執行が出来ているとの中間報告があった。
 併せて、各部の担当理事から、令和元年度の各部の活動も計画どおりとの中間報告があった。
(4)第4号議案:令和2年度事業計画案、予算案並びに資金調達並びに設備投資の見込みの承認について(審議事項)
 事務局長から、次年度の事業については本年度の事業を踏襲することを基本にしている。次年度は、中国ブロック視覚障害者福祉大会を本県が開催することになっている。なお、この事業については公益事業として行う。
 予算については、本年度の状況を踏まえた予算計画とした。生活訓練費が少し減額されているので、何とかやりくりしながら実施したい。
中国ブロック大会については赤字は出さないよう努めていきたい。
 資金調達並びに設備投資については、次年度の予定はないとの報告を行った。
 以上の報告に対し全員の拍手で承認した。
(5)第5号議案:令和2年度定時総会について(審議事項)
 会長から、
日時:5月24日(日)
会場:米子コンベンションセンター
開催時間:10時30分から
議題:令和元年度事業報告、決算報告の承認他定款、法令で定められた事項
 会員への開催通知は今後郵送するとの報告を行った。
 以上の報告に対し質問・意見はなく、全員の拍手で承認された。
(6)第73回全国視覚障害者福祉大会宮城大会参加について(報告事項)
 会長から、宮城大会が6月14〜16日にかけて開催される。参加者は現在11名になっている。新型コロナウイルスの関係で、開催が中止になる可能性もあり、危惧しているとの報告があった。
(7)本年度要望活動への最終回答の報告と令和2年度県関係部署への要望のとりまとめについて(報告事項)
 会長から、本年度の要望活動の最終回答の報告を理事の皆さんには送っている。令和2年度の要望事項についてはメールで事前に送っている。その中で、シグナルエイド対応音声ガイド装置のところで、事前に協会の方に相談をして欲しいとの1項目を新たに追加した。これは、シグナルエイドに十分対応していない音声ガイド装置が設置されている例があるからとの理由を付け加えて報告し、全員が承認した。
(8)第69回中国ブロック視覚障害者福祉大会鳥取大会について(報告事項)
 会長から、名称を第69回中国ブロック視覚障害者福祉大会鳥取大会としたい。大会要項案は、2月2日の中国ブロック代表者会議の時に各団体へは渡している。6月ごろには第2報として具体的な日程などを送る予定。と報告をした。
 事務局長から、年度が変わってから会長と相談しながら、事務局のほうで皆さんにお願いすることがあると思うので、その時には対応をよろしくお願いしますと補足した。
   以上の報告に対し質問・意見はなかった。
(9)第9号議案:その他(報告事項)
@ 盛田業務執行理事から、東部支援センターが、当初はさわやか会館移転に決まっていたが、急遽2月3日に県・市との話し合いで、さざんか会館4階に決まった。音声ガイダンス、誘導点字ブロック敷設、部屋の改修工事の見積もりをお願いしている。また、玄関の左側の壁に支援センターの部屋とつながるインターホンをつけていただくことになった。との報告があった。
 事務局長から、鳥取市の内部の問題があり、急転直下さざんか会館4階に決まった。部屋の大きさは中部支援センターより一回り大きい。壁を挟んで聴覚支援センターも入ります。移転については6月下旬になる予定である。安心して利用できるように、市・県と十分話し合っていきたいとの報告があった。
A 藪田弱視問題担当委員から、昨年の7月に東京で弱視問題対策委員会が行われた。全国から40名ほど出席し、2年間の任期で一人一人に委嘱状を受けた。今後の活動として、ロービジョン、弱視の問題点を拾いながら、その問題点を国に要望することとなった。と報告した。
 事務局長から、ロービジョンの施策が本格的になり、2月17日に鳥大医学部に相談窓口ができた。現在月曜日、火曜日の午前に相談を受けることになっている。今後支援センターとも連携を取ながら効果的な支援を実施したいと報告した。
  B 赤星支援センター支援員から、  
○県のロービジョンケア推進に関する一連の事業が終わったところですが、2月17日に鳥大医学部にロービジョンの窓口ができた。今のところ、週の月・火の午前中に外来の眼科の看護師が電話で対応するようです。今後支援員の活動として中途視覚障がい者にたいする支援を行う中で、医療や教育機関、視障協、JRPS山陰などとネットワークを組みながら地域の困りごとを抱えている人の支援がつながるようにしたいと思う。
○県に支援センターの実績報告をすることになっているが、その報告の中で、12月までの統計で昨年度と比べて140%ぐらい相談件数も相談人数も増えた。理由としては、支援センターが地域に知られるようになったり、関係機関、団体のネットワークが築けたことではないかと思っている。 
○支援センターで、東・中・西の了解を受けた人に住宅に関するアンケートを行った。その中で、災害に関することで要援護者の登録をしていない人が多くおられた。個人情報があるため市町村によってはばらつきがありますが、支援員で要援護者の登録の代行ができるものはお手伝いします。
○ロービジョンの方も見やすい点字ブロックを、2月29日に国道431号線のホームセンターいないの入口近くに、78枚警告ブロックが試行敷設された。
この点字ブロックは滑り止めもついているので、皆さんに歩いていただいて体験してもらいたい。
 以上のような報告とお知らせをした。
 以上をもって議案の全ての審議及び報告が終了したので、12時30分森下理事が閉会を宣し、解散した。

第4回理事・役員会を開催

 寒さもそれほど厳しくなく、まずまずの好天の12月15日に、倉吉の視覚障がい者中部支援センターを会場に、本年度第4回目の理事・役員会を開催した。
 理事、監事の全員の出席のもと、以下のような議題を審議した。
(1)第1号議案:近況報告について
 会長より、以下のような報告を行った。
@ 11月12日に県行政監察・法人指導課の立入検査があり、その中で、いくつかの指摘を受けたが、その一つとして、定款及び役員報酬規程では役員は無報酬と規定しているが、外部監事への日当1万円は高いのではないかと指摘され、3,000円程度であれば理解できるとのことで、事前に原員外監事から了解を得たので、今日の理事会で役員費用弁償規程などの変更を計りたい。
 A 11月3日に開催した文化祭の際には各支部長には取りまとめをしていただいたこと、とりわけ主管の西部支部長にはお世話になったことへの礼を述べるとともに、今年度は開催できなかった福祉機器展を来年度には開催を検討したい。
B 11月23・24日に中国ブロック三療研修会を米子市皆生で開催し、ブロック各団体から2〜3人程度の参加で、あはきの現状を話し合ったり、次の日は研修を行った。
C ライトハウス点字図書館の事業として、現在高齢視覚障害者の住まいに関する調査が行われているが、その一環として、11月29日から12月1日にかけて、東京・仙台の先進地を3名で視察した。これは、あくまでもライトハウスの跡地の利用に関しての事業で、大きな施設の東京の光の家と、仙台のNPO法人が今年の5月に開いたグル―プホ―ムを視察し、入所者の人たちや職員との懇談も行った。高齢化が進む現状に鑑み、今後検討を進めていきたい。
(2)第2号議案:各種規程の一部改正等について
   事務局長から、11月12日に行われた県行政監察・法人指導課による立入検査における指摘事項の説明と指摘事項への改善状況等の報告を行い、その後、以下のような規程の一部改正の提案と事業計画等の承認の提案を行った。
@ 役員報酬規程の一部改正
 規程の改廃は理事会の決議を経なければならないとするを、総会の議決を経なければならないとに改正する。
A 旅費支給に関する規程の一部改正
 協会の役員、介護者、職員の旅費について、その適用範囲や支給基準等について改正を行った。
B 役員費用弁償規程の一部改正
 旅費については、職員等の旅費規定に基づく金額を支給することができるとし、併せて、日当を1日当たり1万円限度から3,000円支給に変更する。
C 令和元年度資金調達及び設備投資の見込みの承認
 年度末理事会で承認を得ていなかったので改めて本日の理事会で承認をえたい。
 以上の4項目について、全員の拍手で承認した。
(3)第3号議案:入退会者の承認について
   各支部長から次のとおり報告があった。
   ・東部支部 退会者1名 福成房江 7月死亡
   ・中部支部 入会者1名  安藤昭  8月入会
   ・西部支部 退会者1名 谷口恵子  11月退会
 以上の報告について、全員の拍手で承認した。
(4)第4号議案:業務執行理事報告及び各部事業経過報告について
 市川、盛田、門木、仲村の各業務執行理事からそれぞれの11月までの業務の総括的報告の後、女性、厚生、三療、生活訓練、スポーツの各担当部長が、11月までの事業経過について、順調に推移している旨の報告を行った。
 最後に、事務局長が厚生部における福祉機器の取次が拡大していることを補足報告した。
(5)第5号議案:今年度今後の事業並びに日程について
 会長から、次回の理事会を当初は令和2年2月23日に開催するとしていたが、3月1日に変更したい旨の報告があった。
また、事務局長から、来年度の定時総会を令和2年5月24日に中国ブロック福祉大会の会場予定の米子コンベンションセンターで、第1回理事会を5月9日の土曜日に開催予定と報告した。
(6)第6号議案:次年度要望活動の取りまとめについて
 会長から、来年度の要望活動の取りまとめを各支部・各部で来年の1月一杯までに届けてもらい、それをまとめたあと、次回理事会で承認を得たいと提案した。
(7)第7号議案:次年度中国ブロック視覚障害者福祉大会鳥取県大会について
 要綱案については前回の理事会で提示しているが、再確認の意味もあって、再度より詳しい案を提案した。
  日時:令和2年9月12日〜13日
  場所:米子コンベンションセンター
  交流会:米子ワシントンホテル
 また、スポーツ部会では、新しい競技としてフライングディスクを紹介したい。会場は米子サン・アビリティーズで行い、実施に当たってはフライングディスク協会の協力を得たい。
  事務局長から、米子でのボランティアの掘り起こしや交流会での出し物などへの意見を期待するとの補足発言があった。
(8)第8号議案:その他
@ 会長から、点字ブロックの警告ブロック部分の色を目立たせようと、濃いオレンジ色の警告ブロックをライトハウスに出入りしている業者に試作品を作ってもらった。ロービジョンの人たちからの要望もあるので、この警告ブロックを県視障協として推薦又は推奨することはどうかと考えている旨の提案があった。
 いろいろ意見が出たが、結論として、西部のほうで先行してどこかに敷設して、その評価をもとに、会長がどこかの段階で判断することになった。
A 事務局長から以下の報告を行った。
・高齢視覚障がい者の住まいに関するニーズ調査へのご協力のお礼と併せて、県の宮本部長もこのことについて問題意識を持っておられ、12月9日に県障がい福祉課と住まいの状況についての意見交換を行った。
・東部支援センターが来年度にさわやか会館に移転することになった。1階の事務所の奥で、移転時期は令和2年の6・7月ごろになる予定である。
・12月21日に、ANAクラウンプラザホテル米子で県主催の’ロービジョンフォーラムIN鳥取2019’が午後開催される。
 最後に、盛田執行理事から、補装具の申請において、東部支部では白杖の申請に意見書が必要な市町といらない町がある。県下で同じ取り扱い、いらないとなるよう要望して欲しいと発言があり、承認した。
 以上のような審議を行い、午後2時に閉会した。

中国ブロック三療研修会を米子で開催

 中国ブロックの各県で、毎年持ち回りで開催している中国ブロック三療研修会を、今年度は鳥取県あんま・マッサージ指圧師会と本会との共催で、11月23日と24日の両日に米子市の皆生温泉で開催した。
 あんま・マッサージ・指圧、はり、きゅう師の資質の向上と交流、情報の交換を目的に行っているもので本県では5年ぶりの開催、約15名の各県からの参加者と地元からの参加者が会場のウエルネス伯耆路に集まった。
 初日の23日の午後3時からは、日視連の須藤正起あはき協議会長、安田和正日本あんま・マッサージ指圧師会会長の中央情勢報告を聞いたあと、各県の状況報告を行うとともに、翌日の研修会の講師、都立文京盲学校理療科教諭で理教連会長の栗原勝美氏にも質疑にも加わっていただき、情報・意見交換を行った。
 翌24日には、栗原講師に「高齢者の健康とあはき施術 ーー高齢化社会に貢献できる手技療法」と題して、高齢化社会においてあんまマッサージ師が留意すべき点やその評価について、午前には講義を中心に、午後には日ごろの臨床に役立つ手技について熱心にご指導いただいて、午後3時、次年度開催の岡山県で再開することを約して閉会した。
 なお、この研修会は財団法人東洋療法研修試験財団と共催でもあり、生涯研修の単位認定研修会であった。
 参加された各県のみなさん、ご苦労様でした。

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令和元年度の文化祭を米子市で開催

 毎年3支部を持ち回りで開催している本会文化祭を、本年度は西部支部の主管で米子市の身障センターを会場に、11月3日の日曜日に開催した。
 秋らしい好天の下で、県下の会員約50名が参加して、午前には米子市立山陰歴史館の国田館長から、「米子城と米子の歴史」と題する、米子から出雲にかけての発展の歴史のお話をうかがった。
 尼子氏や吉川氏、毛利氏との合戦、山中鹿之助の尼子復興の失敗から、江戸時代にかけての米子城や町づくりなどについて、地元のこととあって戦国歴史ロマンに興味深く、1時間半の時間が短く感じられた。
 午後には昼食を挟んでのカラオケ大会で、各支部選出の出場者の熱唱に楽しいひと時を過ごした。
 最後に表彰式を行い、最優秀賞に小玉さん、優秀賞に諸賀さん、敢闘賞に新開さん、努力賞に佐伯さんを選び、それぞれに賞状と賞品を贈呈して閉会した。
 なお、昼食時に、先の台風15号、19号や豪雨被害視覚障害者への義援金を呼び掛け、多くの方にご協力いただいた。金額は後日報告します。
 お手伝いいただいたわらび会の須田さんと木村さん、点字図書館の遠藤、石田、小林の各職員、本会の遠藤、山本職員にはお世話になりました。

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恒例の敬老の日にちなんだ治療奉仕活動を実施

 本会三療部会は公益事業の一環として、毎年行っている敬老の日にちなんだ治療奉仕活動を、本年も公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会との共催により、9月15日の日曜日の午前に、米子市の福祉保健総合センター'ふれあいの里’で開催した。
 対象は米子市老人クラブの方々で、色々な催し物の関係か、例年より来場者数は少なめの30名ほどだったが、その分施術者16名ほどが時間をじっくりかけて、はりとマッサージの施術を行い、会場のあちこちでは、体が軽くなりました、また来年も是非どうぞなど、会話が弾んでいた。
 施術者は県下から趣旨に賛同して参加した両団体の会員で、中には最年長92歳のはり施術者の参加もあった。
 参加協力いただいた施術者の方々、来場された方々もご苦労様でした。またボランティアでお手伝いいただいた手の会のみなさんにもお世話になりました。

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第68回中国ブロック盲人福祉大会が松江市で開催

 日盲連の中国ブロック福祉大会が、暑さのぶり返した9月7日と8日の両日、島根県視覚障害者福祉協会の主催で松江市の県民会館で会議が、交流会がホテル一畑で開催された。
 本県からは7日のみ、8日のみの参加もあったが、総勢31名が参加した。
 視覚に障害があるが故に、日常生活や職業において抱える様々な課題について各県から議題提出があり、一般、女性、あはき、青年、スポーツの分科会に分かれて討議を行った。
 竹下会長の中央情勢報告では、10月に定款を変更して、これまでの日本盲人会連合から、日本視覚障害者団体連合と名称を改名して、何らかの見えにくさを抱えるすべての人と共に歩むナショナルセンターを目指すことや、あんま師等法19条を問う裁判のうち、注目の一審判決が東京で12月16日に言い渡されること、読書バリアフリー法が成立したことによる今後の動き、働く場の確保・拡大や、経済活動にはタブーであった福祉サービスが、場合によっては利用可能になるのではないかなど、長年取り組んできた大きな課題について取り上げて話された。
 閉会式の最後に、来年度の大会は本県の主管で、9月12日と13日に米子市で開催するとの招聘挨拶を会長が行って、二日間の日程を終えたが、一行はそれぞれ来年度開催を見据えた会話をしながらマイクロバスで帰途に就いた。

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県関係部署への要望活動を実施

 毎年恒例で県庁で関係部署と意見交換をする要望活動を、本年は8月7日に県庁第二庁舎9階の会議室で開催した。
 参加したのは市川、仲村、盛田、門木、森下、深山、細田の各理事と門脇事務局長、それにオブザーバーとして、東、中、西部の支援センター職員の総勢11名。
 昨年までは要望項目すべてについて回答をもらい意見交換してきたが、時間的制約から、本年は回答を事前にもらい意見交換については災害対策、交通安全、道路、雇用・就労、福祉サービスの概ね4点に絞り、重点的に行うよう方針を変更して行った。
 午前には視覚障害者のあはきを含む就労・雇用問題、災害時の情報入手、避難、避難所や備蓄品、自転車走行のマナー向上策、信号機、誘導ブロックの整備などについて、対応課と、午後からは福祉サービス全般について障がい福祉課と意見交換を行い、課題を共有した。
 この活動、要望には、国、市町村、民間に対するものも含むことから、一朝一夕に解決できることばかりではないが、県の関係部署と課題を共有することの意義は重要と位置付けて毎年取り組んできている。
 実施にあたり回答の取りまとめや当日の段取りをしていただいた障がい福祉課の北川課長補佐を始め大森さん、奥村さん、それに意見交換に対応していただいた各課のみなさん、ありがとうございました。

第3回理事・役員会を開催

 暑さの厳しい7月28日の日曜日、倉吉の視覚障がい者中部支援センターを会場に、理事、監事の全員の参加を得て、本年度第2回目の理事・役員会を開催した。
 森下総務部長の開会宣言、定足数を満たしているとの報告の後、会長の挨拶、続いて新任の役員も多いことから、全員が自己紹介を行ってから議事に入り以下のような議題を審議した。
1.近況報告について
 会長が総会以後の全国大会や弱視者問題対策委員会、同行援護事業担当者の交代などについて報告するとともに、全国大会での代表者会議の報告を森田副会長が、スポーツ協議会の報告をスポーツ担当理事の山根氏が感想も含めて付け加え報告した。
2.新入退会者の確認について
 佐伯西部支部長から岩田さん、西尾さんの2名の入会が報告され、全員で承認した。
3.業務執行理事、各部事業経過報告について
 業務執行理事の会長、副会長より概略が、その後訓練事業担当、三療部、女性、スポーツの各部長が今年度の事業経過報告を、概ね予定通りに行っていると報告を行った。
4.今年度事業予定について
(1)中国ブロック福祉大会島根県大会参加について
 9月7日と8日に松江市の県民会館で開催される大会に、ヘルパーなどを加えて30名で参加すること、交通手段はマイクロバス、次年度本県での開催を念頭に置いて参加することなども確認、次年度開催への思いを共有した。
(2)文化祭開催について
 本年度は西部支部での開催であることから、日にちを10月27日に米子市の身障センターで行うことを想定、内容については文化部担当と西部支部長で検討することなどを決めた。
(3)県関係部署への要望活動について
 8月7日に県庁で行うことや参加者を確認するとともに、これまでの意見交換の持ち方を変更して、より内容を絞って掘り下げることのできる方式に変更したことが付け加えられた。
5.次年度中国ブロック視覚障がい者福祉大会鳥取大会開催について
 時期を令和2年9月12日と13日に、会議を米子コンベンションセンター、交流会をワシントンプラザホテルで行うこと、日程を含めた要綱案を提案して承認を得て、詳細については今後詰めて行くことを承認した。
6.その他
 昼食を挟んで以上のような審議を行い、午後1時30分に森下総務部長が閉会を宣言した。

皆生トライアスロン大会選手へのケア活動を実施

 第39回目を数える皆生トライアスロン大会が、7月14日に米子市を中心に開催され、本会三療部会は鳥取県鍼灸マッサージ師会と鳥取県鍼灸師会との共催で、恒例の選手へのケア活動を行った。
 最近行っている鍼の施術には47名の選手が、マッサージも36名の選手が施術を受けられ、レース後の疲れを癒された。
 今年はカンカン照りのいつもとは打って変わっての涼しいコンディションで、熱中症の人も少なかったようで、選手からも楽だったとの声が聞かれた。また、そのおかげでタイムもよかったようだった。
会場の東山体育館には「お疲れさんでした」、「また来年も来て下さい」のやり取りがあちこちで交わされていた。
 鉄人のみなさん、また来年もお待ちしています。

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第72回全国盲人福祉大会が札幌市で開催

 昨年の70周年記念東京大会の後、次の80周年に向けての新たなスタートとなる第72回全国盲人福祉大会が5月26日からの三日間、札幌市で開催された。
 記録的な暑さとなった北の地で、初日の26日には評議員会とあはき協議会の代議員会とスポーツ協議会の代議員会が、翌27日には全国代表者会議がホテルニューオオタニイン札幌を会場に開催され、最終28日には会場を札幌市民交流プラザ 札幌文化芸術劇場 ヒタルに移して、約1,000名の会員が参加して式典と議事が開催された。
 本県からは、現地ヘルパーを加えた11名が参加し、代表者会議では、生活、バリアフリー、職業の各分科会で、同行援護の充実、誘導ブロックと点字ブロックの黄色に明度差を付けては?、視覚障害者の事務系職種の就労内容が外から見えるようデータベース化をの3点を提出議題として提案するなどして、大会終了後、観光ツアーでの一泊を予定通り楽しんで、29日の夜無事にそれぞれが帰郷した。
 なお、来年度の第73回大会は、6月14日からの三日間、宮城県仙台市で開催される予定となっている。

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令和元年度の定時総会を開催

 晴天なれど、強い風の吹く5月19日の日曜日に、鳥取市のさわやか会館を会場に、令和元年度の定時総会を開催した。
 深沢鳥取市長、宮本県福祉保健部長、吉田東部町議会長、藤田鳥取盲学校長、山根県身障協会長の臨席をいただいて、10時45分に開会し、当番支部の盛田支部長の歓迎の言葉の後、会長挨拶、ご来賓からの祝辞をいただいた。
 議事では、東部支部の山根氏の議長の下、以下のような議題が審議された。
1.平成30年度会務・事業報告の承認について
2.平成30年度決算報告並びに監査報告の承認について
 一括で森下総務部長、各部会長、細田会計部長、門脇事務局長、原監事が順次報告を行い、意見を求めたが特に質問はなく賛成多数で承認された。
3.令和元年度事業について
 会長から、基本的にこれまでの事業を継続して行くが、青年部休部に伴う生活訓練事業の位置づけの変更や、札幌での全国大会、島根県での中国ブロック大会、また、中国ブロック大会開催の主管が、再来年度から来年度に一年早まったことなどが報告された。
4.各支部、各部会提出案件について
 東部、中部、西部、女性、青年部会などから、同行援護サービスの使いにくさの改善や、自転車走行のマナー教育の強化、テレビ放送の視覚障がい者への配慮、副音声の拡大など10項目が提出されるとともに、付け加えて青年部長から、青年部会が平成30年度で休部となった経緯と今後の対応について報告があった。
 会長がそれぞれについて意見を述べ、今後関係部署への要望活動他機会を捉えて要望を行って行くと回答した。
5.会員個人提出案件について
 障害者差別解消法における合理的配慮、会議での資料準備配慮について事例報告と一層の充実をの意見の他、支部役員就任を固辞された事例の取り扱いについて意見を問う発言があった。
6.その他報告・連絡事項について
7.役員の選任について
 前回の理事会で推薦された11名の理事候補者と2名の監事候補者の発表後、それぞれについて賛否を問い、全員が賛成多数で承認された。
 以上で山根議長が議事の終了を告げ、森下総務部長が閉会を宣した。
 なお、会場であはき等法19条裁判支援のカンパを募ったところ、25,300円の協力をいただくとともに、マッサージの診療報酬単価の引き上げ署名にも多くの方の協力をいただいた。
 そのカンパは札幌での全国大会であはき協議会に手渡した。

第2回理事会を開催

 定時総会の終了後、第1研修室に会場を移し、新たに選任された理事での理事会を開催し、以下の内容の審議を行った。
1.代表理事(会長)の選任の件
 立候補者はなく、互選の結果市川氏が再任された。
2.業務執行理事(副会長)の選任及び各役務分担理事の選任の件
 詳細は 役員紹介のページ を参照して下さい。
3.新入退会者の承認の件
 西部支部に増栄さんの入会を承認した。
 以上で理事会を終了し、内容を総会終了後の会場で報告した。

第4回理事・役員会を開催

 大型連休のまっただ中、令和元年5月4日に、倉吉市の視覚障がい者中部支援センターを会場に、理事・役員会を開催した。
 理事4名と監事1名の欠席はあったが、定足数を満たしていることを確認後、会長の議長で以下のような審議を行った。
1.近況報告について
 会長より、4月22日に県の委託に関する調査を受け、翌23日に本会の監事監査を行ったことなどを報告した。
2.入退会者の確認について
 東部の植田さんが中部に転籍、中部の山田さんが退会、村上さんが入会、西部に伊達さんの入会を承認した。
3.平成30年度会務・事業報告の承認について
 森下総務が会務を、各部会長がそれぞれの事業報告を行い、事務局が補足を行った後、全員一致で承認した。
4.平成30年度決算報告並びに監査報告の承認について
 細田理事と門脇事務局長が決算報告を行った後、原監事が監査報告を行い、意見は特になく、全員一致で承認した。
5.令和元年度定時総会について
 5月19日に鳥取市のさわやか会館で開催予定の定時総会への対応について、開始時間、議長候補や進行についてなど話し合った。
 また、予てから会員の減少、役員の不足に悩む青年部会について、次年度からの休部が部会総会で決まったことが報告され、これを本理事会でも追認し、定時総会に提案することが承認された。
6.理事及び監事候補者の選任について
 自薦、他薦を問い、推薦のあった12名の理事候補、相談役を承認した。
7.本年度県関係部署への要望活動について
 2月の理事会で示した案にその後提案された1項目を追加、1項目を加筆修正、誘導ブロック敷設と音響式信号機のそれぞれ1項目ずつを設置済みとして削除した案を承認した。
8.第72回全国盲人福祉大会(札幌市)について
 西部からヘルパーを含めて6名、東部から現地ヘルパーを含めて5名の総勢11名で参加することが報告された。
9.その他
(1)第68回中国ブロック盲人福祉大会(島根県)について
 9月7日と8日の両日、島根県松江市で開催される大会に、東部からバスを仕立てて県下揃って参加したいとの提案があった。
 また、来年度の中国ブロック大会について、本来なら広島市の当番だが、都合によりその後の本県と入れ替えて欲しいとの申し入れを受けていることが報告され、特に異論はなく、令和2年の第69回大会を本県で、合わせて西部での開催が承認された。
(2)19条裁判支援募金カンパについて
 仲村三療部長から、来る総会の折に募金と、合わせてマッサージの保険点数表への復活署名活動への協力とをお願いしたいとの発言があった。
(3)日盲連弱視問題対策部会について
 日盲連に本年度から設置される部会委員に、本県から藪田さんを推薦することが提案され、承認した。
(4)自販機について
 門脇事務局長から、指定管理の更新に伴う入札を経たが、これまで通り米子コンベンションセンターで、位置がトイレ前に変更となったものの、本会の名称が銘記された自販機が同様設置されるので、利用促進のお願いと合わせて報告した。
(5)その他
 以上のような審議を昼食を挟んで行い、森下総務部長が午後1時15分に閉会を告げた。

三療部会が部会総会と第1回研修会を開催

 本会三療部会(仲村 勲)部会長は、4月21日の日曜日に、平成31年度部会総会と、午後から第1回の研修会をライトハウスにおいて開催した。
 出席会員は15名で、平成30年度の事業報告と決算報告、平成31年度の事業計画案と予算案を報告し、意見交換などを行った後、役員改選に移ったが、会員の総意をもって仲村部会長が再選され、合わせて盛田総務と田草会計が選出された。
 午後からは、公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会の山根和由代表理事の講演、「儲かる治療院とはPart2」を受講した。
 突き詰めれば技術と人間性への飽くなき向上心の探求、死ぬまで現役で鍼を手放したくないとの山根講師の強い思いが印象に残った。

女性部会が部会総会と合同訓練を実施

 女性部会(深山千鶴子部会長)は、4月17日の水曜日に、鳥取市のさわやか会館で部会総会と、午後から合同訓練を実施した。
 総会では平成30年度の事業、決算の報告、平成31年度の事業計画案と予算案が、その後県総会と中国ブロック福祉大会への提出議題などが話し合われた。
 役員改選では、深山千鶴子部会長が再選され、総務の清水さんと会計の三浦さんも再選された。
 各支部の責任者も東部が有本さんと福谷さん、中部が高田さんと笠松さん、西部が清水さんと森岡さんと、いずれも留任だった。
 午後からは合同訓練で、実技を交えながら、「おしゃれ講座 スカーフの使い方」を勉強した。

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